2025年1月1日
今年も課題解決へ、責任ある議論を
能登半島地震の発生から1年が経過しました。昨年、石川県志賀町を訪問し、能登半島地震による被害状況や復興状況についてヒアリングする機会がありました。
上下水道の復旧のため、横浜市からも多くの職員が派遣され、想定よりも早く断水解消ができたとのお話を伺いました。鶴見区での様々な行事でも、石川県人会の皆様が復興支援活動にご尽力されており、改めて感謝申し上げます。
さて昨年は、横浜市独自の出産費用助成制度や、妊婦健康診査の公費負担の拡充(8万2700円から13万2700円)を実現することができました。
また、給食調理室へのエアコン設置のモデル実施や、地域防災拠点への備蓄品として液体ミルクの配備ができました。
さらに、鶴見区と瀬谷区では、お悔み窓口のモデル実施が行われ、利用者の方々からも好評を集めており、今後は全区設置への展開がはかられる見込みです。
また地元・北寺尾には、横浜みどり税を活用した横浜みどりアップ計画により、北寺尾六丁目サムエル公園を無事開園する事ができました。
防災機能を持つ緑地広場として整備され、防災訓練や地域行事などにも活用されています。
区内各所で工事が進行
本年も区内では、公共施設やインフラの整備などが進められます。
鶴見川にかかる末吉橋は、2029年度の架け替え完了に向けて工事が進捗しており、鶴見川人道橋は25年4月の供用開始の見込みです。
東部方面斎場については、26年度末(27年3月)の供用開始に向けて工事が進められています。斎場の需要も高まっており、無事故での整備と、交通利便性の向上を求めて参ります。
合わせて、市内5カ所目となる東部児童相談所も整備中です。同相談所は児童福祉法に基づき設置される施設であり、18歳未満の子どもに関する様々な相談に応じています。25年12月末までの工事予定となりますが、地域の皆様のご理解とご協力に感謝申し上げます。
本年も責任ある議論で、地域課題等の解決に向け精進して参ります。