2020年2月27日
様々な政策が実現へ

 市会では令和2年度予算の審査が行われています。
 今回の予算案には、私ども公明党が要望して参りました様々な政策が盛り込まれています。

子育て、高齢者支援
 子育て支援については、これまで妊娠期から子育て期の切れ目ない支援を図る「子育て世代包括支援センター」の機能充実を訴えてきました。
 中でも、母子健康手帳交付時の面接・相談や個々の状況に適した情報提供等を実施し、産前・産後支援の充実を図る「母子保健コーディネーター」の配置拡充を要望したところ、本予算案では新規7区含む全18区への配置が盛り込まれました。
 また、高齢化社会を迎え、認知症に関する相談や認知症の状態に応じた切れ目のない地域医療を受けられる体制を早急に整えるため、「認知症疾患医療センター」を現在の4ケ所(鶴見、金沢、戸塚、港北)から、横浜市全体を網羅した2区1ケ所体制による計9ケ所にすることが盛り込まれています。これにより認知症の予防、早期発見と適切な対応が期待されますが、引き続き全区への整備も求めて参ります。

遠征費用も補助
 小学校のマーチングバンドや合唱団などが全国大会に出場する際の公的補助については任意参加の「特設クラブ」と言う位置づけのため、これまで実施されていませんでした。
 しかし、他都市での実施例や教育効果を訴え続けたところ、特設クラブについても「部活動ガイドラインに準拠した要件を満たす場合に、全国大会の遠征費用(遠征バス代、楽器運搬費)の支援が実施される方向となりました。

 さて、横浜市は乗降客数の多い駅並びに障がい者施設の最寄駅を補助対象役として、鉄道事業者とともにホームドア整備を推進しています。
 今回の予算案には、障がい者施設の最寄り駅でありながら、これまで具体的な見通しが示されなかった京急線の仲木戸駅や日ノ出駅のホームドア整備予算が盛り込まれました。

 10年後の横浜の未来を開くためにも、責任ある態度で議会に臨んで参ります。

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