タウンニュース
2011年04月28日

―議員としての信念は?
尾崎 大学を卒業して23年間、サラリーマンとして働いてきた。一市民としての普通の感覚を忘れず、その目線を軸足としている。その感覚があれば、自分がおかしいと思ったことは市民もおかしいと思うはず。そういう目で市政を見ていきたい。

―今後どのような問題に取り組みたいですか?

尾崎 大震災の教訓を活かし、都市横浜の迅速な防災対策が望まれている。浦安市の液状化などの現状をみると、鶴見も他人事ではなく、喫緊の課題。また、少子高齢化、地域などを踏まえた安全・安心のほか、経済・雇用、国際化などに尽力したいが、予算の少ない中で、一つ一つやらなければならないことを見極め、横浜市として、また鶴見として何が優先なのかを考えていかなければならない。今あるものを有効に活用することも大事だと思う。

―現在の市政への評価は?

尾崎 鶴見の街を回っていたとき、東京や川崎など他地域から鶴見に引っ越されてきた方たちの声を聞くこともあった。その方たちの話では、横浜は税金が高い割りに、ゴミや子どもの医療費など、市民サービスが悪いという。住んでいると感じない部分もあるんだと思った。当然のことながら財源の問題もあるが、そこをクリアにしつつ、他都市と比較してみたい。

―区民へのメッセージを。

尾崎 新人として負託を受けた。任期4年間、選んでよかったと思われるように、しっかりと仕事をしていく。今回の震災で、改めて地域力とは人と人とのつながりだと感じた。今後はさらに市民とのつながりを強く、太くして、鶴見を良い街にしていきたい。
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