2011年07月28日

防災・減災のまちづくりを目指して

 早いもので、市政へお送り頂き、4カ月になろうとしています。
 5月には平成23年度第2回定例会が開かれ、6月には各種団体の皆様と予算要望も含めた政策懇談会、そして7月は基地対策特別委員会及び経済・港湾常任委員会の視察が行われました。さらには鶴見区工業会ならびに鶴見区商店街連合会、本町パレードや蛇も蚊も祭り等々、様々な地域行事にも参加させて頂きました。本当にあわただしく時が過ぎておりますが、今後もこのような機会を通し、地域の皆様からのご意見やご要望をしっかりと拝聴し、具体的な政策につなげて参りたいと考えております。

防災士を取得
 さて3月11日に発災をした東日本大震災から、すでに5カ月近く。猛暑や原発の事故処理も含め、厳しい現地の状況を思うと胸が痛みます。そして引き続き突発的に発生をしている地震―最近では三浦半島の活断層で地震発生の確率が高まったとの発表もありましたが、私達も万一の自然災害に備え、個人と地域が一体となり、防災・減災に取り組んでいく必要があります。 その中、今回の大震災以来、防災への意識と知識と技能を身につける必要性を痛感し、この7月「防災士」の資格を取得しました。
  取得には、防災士研修センターにおいて講義と資格試験を受け、横浜市民防災センターや各消防署等での普通救命講習を受講することが必要です。現在、全国で約4万5千名の防災士がおり、様々な防災啓蒙活動を行っているとのことです。

防災力向上へ
  災害時には、助け合いや繋がりが重要と感じた方も多いと思います。防災意識を常にもつためにも、各自治会や地域において、平常時の予防対策や啓発活動、災害発生時の避難所開設や運営などの応急対応や避難支援者として要援護者のサポート等を行うためのシステム作りを進め、具体的な防災活動の内容を共有することが大事だと考えます。
  また市では、各地域防災拠点に備えている防災資機材の取扱方法を学ぶ「横浜防災ライセンス講習」も実施しており、これも大事な防災対策の取り組みであると思います。身近でできる防災対策を具体的に進めていくことが、地域の防災力向上につながり、防災・減災のまちづくりにつながるものと確信しています。

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