2019年8月29日
中高年のひきこもりに理解を

 この夏も、各地域で夏祭りや盆踊り大会が開催され、改めて地域のつながりの大切さを感じました。関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

 9月3日から第3回定例会が開会します。議会質問を通じて予算を確保し、地域課題解決などにつなげていくことが議員の仕事です。引き続き、責任ある議論と行動で臨んで参ります。

8050問題も
 さて、最近のマスコミ・報道等でも取り上げられている「中高年のひきこもり」については、支援活動を行っている団体とのヒアリングや、公明党五大市政策研究会(大阪市、神戸市、京都市、名古屋市、横浜市の地方議員による会議)を通し、研究を重ねています。

 様々な事情により、ひきこもりの方々の長期化や高齢化も進み、疾病や介護、経済的な課題などの問題が絡み合い、8050問題(※)も深刻化しています。
 この課題については、多岐にわたる課題をコーディネートできる相談窓口の設置や、身近な地域における居場所づくりなどを検討していく必要があると考えます。
 なお、風評に左右されることなく、ひきこもりをはじめ生き辛さを抱える人たちに対する社会全体での理解促進は欠かせません。

消防音楽隊の活躍
 皆様も市の様々な行事でご覧になったことがある横浜市消防音楽隊は、横浜開港100周年・市政70周年を記念し創設され、昨年60周年を迎えました。現在では、様々なイベントに積極的に出動し、すっかりお馴染みとなっています。
 活動の拠点を「横浜市民防災センター」に置き、幅広い広報活動に努めていますが、今月初めには金沢公会堂において定期公演が開催されました。
 猛暑にもかかわらず、多くの方々がお越しになっておられましたが、工夫や演出など、素晴らしい演奏会となりました。
 引き続き、横浜の音楽文化発信のため、さらなる活躍を期待しています。

※8050問題とは、長期間の引きこもりとなっている50代前後の子どもを、80代前後の高齢の親が養い続けていることで発生してくる問題

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