2023年2月23日
確かな実現力で、声をかたちに

 横浜市会では令和5年第1回定例会・予算特別委員会が開かれています。局別審査では建築局並びに教育委員会を担当する予定ですが、今回の予算案には、昨年の令和4年第3回定例会の一般質問で取り上げた項目等が盛り込まれました。

@小学校給食調理室へのエアコン設置
 既存の小学校の給食調理室にはエアコンが設置されておらず、関係者からも厳しい労働環境である旨の声が寄せられていました。食の安全の観点や、快適な職場環境の形成といった法律の趣旨からも、早急なエアコン設置を要望していました。
 今回の予算案では、建て替えが行われる学校については、対流熱等を減らす低輻射型回転釜とともにエアコンの導入が、ドライ化改修が行われる学校には同釜の設置が検討されます。それ以外の建て替え等が予定されていない学校については、エアコン設置のスペースや300を超える学級数、さらに冷暖房効率などの課題を解決しながら、効率的な設置方法が検討されることになります。引き続き、早期のエアコン設置を要望して参ります。

Aお悔やみ窓口の設置
 身内に不幸があった際の区役所における手続きの簡素化に関する要望を受け、横浜市におけるお悔やみ窓口の設置について取り上げてきました。
 今回の予算案では、ご遺族に寄り添った対応ができるよう、モデル区を設置し、相談対応業務を試行実施することにより、手続きの範囲や運営方法を検討していくことが示されました。大都市・横浜市にふさわしいお悔やみ窓口の設置に向けて尽力して参ります。

B河川整備
 近年、大雨による水害が激甚化していることで、鶴見川の多目的遊水池では貯水量が増えており、さらなる治水対策を求めていました。
 今回の予算案では、河川の整備水準について、時間降雨量約50ミリ対応の護岸改修及び60ミリ対応に向けた取り組みが進められることになります。引き続き、国より提示された「流域治水」と連携しながら、河川整備の強化を求めて参ります。

 安定した市政運営の継続に向けて、3月16日の会期末まで責任ある議論で臨んで参ります。

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