生麦駅にホームドア設置へ
5月13日に開会した令和4年第2回定例会では役員改選が行われ、今年度の常任委員会は「政策・総務・財政委員会」に、特別委員会は「デジタル化推進特別委員会」の所属となりました。
あわせて市会運営委員会にも携わりますが、市民に伝わる分かりやすい議論を通じ、市政課題等の解決に取り組みます。
小さな声を契機に
今から4年前の2018年3月3日、JR鶴見駅の京浜東北線ホームに、JR東日本として神奈川県内初となるホームドアが設置されました。ひとりの盲目の女子中学生からの小さな声をきっかけに現地調査や議会質問を重ね、国交省への要望活動なども行った結果、関係者のご尽力により設置を実現することができました。
さらに、京急線の仲木戸駅(現・京急東神奈川駅)についてもホームドア設置の要望を受け、議会質問等を重ねて参りましたが、令和4年7月上旬に運用開始されることが発表されました。
ホームドアの設置は鉄道事業者が主体となって行う事業であり、多額の費用がかかることから事業決定は容易ではないと推察されますが、公共交通機関における安全性の向上は重要な課題です。
鉄道駅の安全確保
そのような中、地域の方々から「生麦駅」の安全対策についてご相談を頂きました。
直ぐに現地調査や関係者からのヒアリング等を行い、本年3月3日には横浜市都市整備局とともに、京急電鉄の本社を訪問。様々な意見交換を重ねる中で、改めてホームからの転落や列車との接触を防止するためのホームドア設置を要望させて頂きました。
そして今月11日、京急電鉄はこれまで寄せられた安全対策の声を受け、ホームドア・ホーム固定柵の整備計画を発表。生麦駅へは23年度までに設置されることが決まりました。※京急電鉄は30年代中頃までに全駅へホームドア等の設置を予定。
財源確保も含め、設置計画にご尽力頂きました関係者の皆様に感謝するとともに、引き続き、国や地方自治体からの支援策等について調査・研究をして参ります。