万全の体制で3回目接種を
令和4年の新春を迎えました。昨年はコロナウイルス感染症の影響により中止となった鶴見区賀詞交換会・消防出初式ですが、本年は1月8日に人数制限などの感染対策を施した上で開催される予定です。引き続き、手洗い・マスクの着用・三密を避けるなどの注意は必要ですが、少しずつ地域活動の再開が期待されます。
予約分散、対面相談も
さて、昨年末の第4回定例会では、議案関連質疑に立ちました。
横浜市は、基礎自治体として日本最大の人口を擁しており、短期間で一斉にワクチンを接種することが難しい状況に直面していましたが、様々な手法や場所、時間を組み合わせることで着実に接種が進みました。
1、2回目の接種では、1回当たりの接種券の発送数が大量となり、予約の受付開始日に問い合わせが集中し、予約が取りづらい状況となりました。
3回目の接種では、2回目の接種完了から8カ月が経過した方に、1週間ごとに接種券を同封した個別通知が発送され、予約の分散化が図られることになります。
また、インターネットを利用できない方々のために、コールセンターの座席数をこれまでの280席から560席に拡大して対応することになります。さらに区役所での相談員も増員し、お困りの方の相談や対面での代行予約が実施されることになります。
なお、3回目の接種については、各医療機関での接種が中心となりますが、今後、希望日や希望するエリアにおいて、予約枠のある医療機関の検索ができる仕組みも用意されることになります。
1、2回目の接種によって、新型コロナウイルス感染症対策は着実に進められ、現在、感染者数は落ち着いている状況です。本会議では、3回目のワクチン接種に向けて、1、2回目接種での経験を活かし、市民の皆様がより安心して接種を受けることができる体制の構築を要望しました。
本年も課題の解決へ、責任ある議論を通じて合意形成をはかり、予算を確保し、事業化することで、具体的な政策の実現を目指して参ります。