責任ある言動で課題解決を
第1回定例会は新年度予算案を賛成多数で可決し、3月23日に閉会しました。これによりコロナ対策をはじめ、子育てや教育、医療や福祉、ゴミ収集や公共交通及び水道事業の運営、更には災害に強い街づくりなど、多岐に渡る市民サービスが滞りなく提供されます。
一方、予算案に反対をしながら、政策を実現したかのような事実と違う誤解を招く広報などを目にすることがあります。
議会でも、誤った広報などが、市政運営の弊害になると指摘したところ市長からも懸念が示され、正確で分かりやすい情報を伝えることが重要との答弁がありました。
広報や選挙公報などは、有権者の投票行動に重要な役割を果たすことから、議員や政党のモラルが問われます。
サムエル広場、整備へ
さて、存続の危機に見舞われた北寺尾の「サムエル広場」は、横浜みどり税を活用した横浜みどりアップ計画により、緑地広場として整備されることが決まりました。
地元自治会の皆様には、献身的な管理運営を行って頂いておりましたが、諸事情により市へ返還されていました。
その後、鶴見区役所には大雨の際の緊急対応をはじめ、現広場の安全対策など、長期間に渡り、広場存続のために様々な調整をして頂きました。
また、財政局や環境創造局では、財源の確保や計画の策定といった、具体的な事業化に向けた調整や検討など、多大なご協力を頂きました。
政策や地域要望の実現に向けては、声を上げるだけではなく、関係者との課題の共有や具体策の検討など、丁寧に物事を進めていくことが重要です。人と人との信頼関係の構築が、市政運営の基本であることを改めて実感しました。
市長からも鶴見区はじめ、緑の少ない市街地での緑地の創出は、地域にとって大変貴重なもの。様々な機会を捉え、みどりアップ事業や公園整備など工夫しながら、潤いと魅力に溢れ、災害にも強い都市づくりを進めるとの答弁がありました。
安定した市営運営こそが市民生活を守ることになります。新年度も責任ある対応で課題解決に臨んで参ります。