地震への対策強化を
6月18日に大阪市北部で発生した震度6弱の地震を受け、公明党横浜市会議員団として市長に緊急の申入れを行いました。
特に小学生の通学途上の事故については、ブロック塀の倒壊によるものであり、昭和53年の宮城沖地震を契機に耐震化基準が強化され、さらに阪神淡路大震災以降、その対策が重要視されていたにもかかわらず発生した痛ましい事故でした。
そこで、今回発生した被害の教訓から、
@小中学校周辺及び通学路のブロック塀などの総点検を行い、早急に安全対策を講ずること
A高齢の方々に配慮した家具転倒防止対策等の取組をさらに促進すること
B木造住宅密集地域の火災対策を推進すること
C生活道路・港湾岸壁の空洞調査を講ずること
D無電中化の取組を加速すること
について、改めて要望致しました。
ゲーム・ネット依存
先般の総合審査では、ネット依存やゲーム障害への対策について取り上げました。
スマートフォンなどの普及が進み、気軽にインターネットなどを活用できる状況が整う一方で、ネットやゲームに依存する状況が生まれ、長時間の利用により睡眠障害や遅刻や欠席などが起きていると言われています。
そこで、市長に今後の取組について質問しました。
市長からは、世界保健機関(WHO)が定める精神疾患等の診断基準に、ゲーム障害が加えられるとの報道もあり、今後、診断や治療などの研究が進むと考えていることや、市においても、教育の現場等での啓発や、こころの健康相談センターなどにおける専門的な相談体制の構築に取り組んでいくことが示されました。
国の依存症の拠点病院である「久里浜医療センター」を視察した折にも、受診者の約7割が20歳未満の若年層であると伺いました。
今月18日には、世界保健機関から、日常生活に支障をきたすゲーム依存症が「ゲーム障害」という病気に位置づけられたことが公表されました。
横浜の若者が明るい未来を歩んでいけるよう、具体的な対策に取り組んで参ります。