医療費 小6まで無料に
早いもので平成28年も1ヶ月が経過しようとしています。各所で開催されました新春の賀詞交換会や消防出初式なども晴天に恵まれ、素晴らしい一年のスタートが切れたのではないかと思います。改めて、本年一年も鶴見区の発展のために、全力投球して参りたいと決意しております。
いよいよ2月から平成28年第1回定例会が始まります。今回は一般議案のほかに、平成28年度予算案を審査するための予算特別委員会も行われます。
市民の皆様からお預かりした大切な税金の使い道について、しっかりと議論し、合意形成を図りながら、政策の実現に取り組んで参りたいと思います。
要望続け24年 ついに実現へ
今回審査する平成28年度予算案において、小児医療費の無料化を「平成29年4月より小学校6年生まで拡充」されることが一部報道で明らかになりました。
これまで公明党横浜市会議員団として、子育て支援の充実に力を入れて参りました。その中でも小児医療費の通院医療費助成(小児医療費の無料化)については、毎年の予算要望や申し入れなどを通して、その充実に尽力して参りました。この小児医療費の無料化については、遡ること平成4年、他党に先駆け横浜市会において無料化を主張して以来、一貫して拡充に努力して来ました。
横浜市では平成7年より、0歳児を対象年齢として制度が発足しました。その後、本会議や委員会などを通して、その拡充を訴え続け、昨年10月からは小学校3年生までに対象を拡大することが出来ました。
この小児医療費の無料化については、全国でも地域格差が生じていることが大きな課題となっています。厚労省では「子どもの医療制度の在り方等に関する検討会」が始まっており、国も含めた議論が求められています。
来年度は小学校3年生までの無料化を通年で実施するとともに、平成29年4月からの拡充に向けて、システム改修などの準備を行っていくこととなります。
引き続き、財源等の課題もクリアしながら、まずは平成29年4月に小学校6年生までの無料化を実現するとともに、将来的には中学校3年生まで拡充が出来るよう、国における議論も踏まえながら、責任ある態度で臨んで参ります。