安全・安心なまちへ
横浜市会では、平成 26年第1回定例会が3月25日に閉会しました。
今回は平成26年度の横浜市予算について、予算特別委員会や常任委員会での審査を通し、様々な質問をさせて頂きました(詳細は
横浜市のHPでご覧頂けます)。
踏切改善へ
これまで毎年、予算要望を重ねて参りました鶴見区内における踏切の安全対策には、前年度の 3倍近い予算額が計上されました。
まず、これまで歩行者通路が無かった並木踏切については、前後道路と合わせ歩道を整備し、歩行者の安全を確保することが決まりました。安全と緊急性を考慮し、完成を平成
26年度末と1年早める予定です。
生見尾踏切については、昨年の事故直後に抜本的な安全対策を要望しておりました。今回は利便性と安全性を確保するため、地元の意見に配慮しながら、短期間で可能な整備手法などについて質問しました。
地元の方々からも「二度と同じ事故を起こさないで欲しい」とのご意見を頂いております。様々な課題はあるものの、優先すべきは安全対策であることを、改めて主張させて頂きました。
今後、横浜市からの概略案が提示され、議論のうえ決定することになります。
認知症・風しん対策を
健康福祉局については、認知症への取り組みや風しん対策などを中心に質問致しました。特に認知症は高齢化とともにますます増加が予想され、国の調査でも平成
22年度の時点で、すでに高齢者の7人に1人、さらに軽度認知障害の人も加えると、4人に1人になるという結果が出ています。
今年から区内の済生会横浜市東部病院に認知症疾患医療センターが設置されたこともあり、認知症の早期発見・対応に関する情報を、より積極的に市民に周知する必要性を主張しました。
また、風しん対策では、日本が風しん輸出国とのレッテルを貼られ、アメリカなどは、妊婦が日本に渡航することに対し注意情報まで流していることを指摘。
国は
2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでに風しんを排除する予防指針まで策定したものの、予防接種の予算を計上していません。市として抜本的対策と予算措置を国に求めるよう要望しました。
新年度も、地域課題の解決に向けて、全力で働いて参ります。