言葉の重みと責任
2012年9月11日

今日の本会議において一般質問が行われ、その中で、聞き捨てならない発言が他党議員からあり、耳を疑いました。

それは3.11の東電原発事故により発生した放射性物質の影響が横浜市にもあった訳ですが、それは東電に起因しているため、現在、市内の各エリアで保管している放射性物質を含んだ物質(土や枯草等々)を、すべて鶴見区にある東電敷地に搬入すべきであるといった発言でした。
いつ、どこで鶴見区民の方々に了解を取り、発言しているのでしょうか?そのような権限をこの議員は持っているのでしょうか?現実問題として、被災地からの放射線の影響を受けていないがれき受け入れでさえ、各地方自治体では住民の方々に対する説明を丁寧に行っても、なお進まない状況があります。

このような重大なことを、本会議という公の場において、無責任に発言すること自体、大問題ではないかと思います。改めて言葉の重みと責任というものを政治家は考えるべきです。

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