4. 教育環境の充実
2014年05月23日


臨時任用職員の待遇・条件
 横浜市立学校では、現在、 16,000人余りの教員の中で、1,000人を超える臨時的任用職員が勤務していると聞いております。
 臨時的任用職員は、正規教員と同じように教員免許を持っており、学級を担任している方も多くおられますが、雇用期間が更新される場合はあるものの、基本的には 1年を超える任用ができません。
 私は、そのような臨時的任用職員の方々より勤務条件等に関するご相談を頂く中で、正規教員と同様に、横浜の教育に貢献して下さっている臨時的任用職員の方々の待遇改善が必要ではないかと考えます。
 また、これから優秀な臨時的任用職員の方々を確保するためにも、働きやすい勤務条件を整えることが必要なのではないかと考えます。

・正規教員と臨時的任用職員では、どのような勤務条件の差があるのか、教育長に伺います。
・臨時的任用職員の任用を計画的に行うべきと考えますが、教育長の見解を伺います。
・臨時的任用職員の勤務条件の改善についてどのように考えているのか、教育長に伺います。


 少子高齢化社会の中で、言うまでもなく、子どもは「未来の宝」です。
 その子どもを育む現場の教員が安心して勤務できる環境づくりは、横浜の教育にとって 重要な課題と認識しています。
  29年度に控えた県費教員の市費移管をチャンスととらえ、教育委員会としても更に力を入れて取り組んで頂くよう要望致します。
望ましい中学校昼食
 これまで、わが党では家庭弁当との選択制で、栄養バランスのとれた複数のメニューの中から選ぶことができる、横浜型のスクールランチの実施を求めてきました。
 保護者の方々とお話しをしていると、必ずといっていいほど中学校昼食の話題になります。
 栄養バランスの取れた温もりのある昼食の提供に向けて、教育委員会では、今年度、学校施設の現況調査や生徒・保護者等へのアンケートを実施し、年内には横浜らしい中学校 昼食のあり方をまとめていくと伺っています。

・栄養バランスのとれた温もりのある昼食の提供について、現時点でどのような方法を考えているのか、教育長に伺います。
・学校施設の現況調査やアンケートの進捗状況について、教育長に伺います。


 ご父兄の皆様からも、大変に期待をされておりますので、早急に横浜らしい中学校昼食のあり方の方向性を出していただくことを要望させて頂きます。
夜間学級
 夜間学級については、超党派の国会議員により「夜間中学等義務教育拡充議員連盟」が設立されるなど、その在り方が注目されています。
 本市では、学習環境の充実を図るという目的で、今年4月に5校の夜間学級を1校に統合し、専任教諭、非常勤講師、養護教諭、学習支援サポーター等の配置や教室環境の整備など、機能を拡充してスタートしたと伺っています。

・統合後の夜間学級の状況について、教育長に伺います。

 いつの時代においても、夜間学級は義務教育を修了していない方々にとって、貴重な学びの場となっています。  引き続き、学習環境の充実に努めて頂くとともに、夜間学級での学習機会を求めている方々への、幅広い広報に力を入れて頂くことを要望します。
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