9.文化・観光施策の推進
2011年12月09日


質問
 郊外部の貴重な文化観光施設であるよこはま動物園ズーラシアについてお伺い致します。
 開園から既に12年を経過しましたが、これまでズーラシアでは集客に向けた様々な取組を行ってきたこともあり、郊外部にありながらも毎年約100万人の入園者を獲得しています。

・よこはま動物園ズーラシアの魅力をどう捉えているか、伺います。
・よこはま動物園ズーラシアの魅力を更に高めることについて、市長の考えを伺います。

 大事な市民の財産でもあるズーラシアの整備・魅力アップに向けて、更なる取組を進めていただくよう要望します。
 市長は、9月5日付けの「平成24年度予算編成スタートに当たっての市政運営の基本的な考え方」のなかで、「文化・芸術・スポーツを振興し、未来を担う子どもたちの感性を磨き、人に夢や希望を与えられる環境づくりに力を入れていく」としています。
 今年度、本市の文化芸術に関する最大のイベントである「ヨコハマトリエンナーレ2011」は、わが国最大級の現代美術の国際展として開催し、去る11月6日に幕を閉じました。
 東日本大震災の発生を受け、一時は開催が危ぶまれたとも聞いておりますが、多くの方々にご来場いただいたことは大変喜ばしく思います。

・「ヨコハマトリエンナーレ2011」についての市長の所感を、伺います。
・「千客万来のまち」の実現に向けて、どのように取り組もうとしているのか、伺います。

 東京都では、本年7月より「芸術文化を活用した被災地支援事業」がはじまり、音楽・大道芸アーティスト・芸術家といった3つのジャンルによるプログラムが被災地3県において、継続的に実施され、演奏に励まされたとの声や、3・11以降あまり笑わなくなった子供が芸を見てよく笑ったという、喜びの声が寄せられているとのことです。
 まさに文化や芸術を通し、被災地を応援できる素晴らしい取り組みであると考えます。

・文化芸術による、本市の被災地支援の考え方について、伺います。

 ドイツの詩人フリードリヒ・フォン・シラーは、芸術のもつ力について、「あらゆる芸術は人に喜悦を与えるためのものである。しかも、人間を幸福ならしめることこそ、最高のそして最も厳粛な仕事なのである」とうたっています。

 本市としても、文化芸術を通し、被災地へ寄り添う思いを具体的な形にするとともに、さらには横浜市民の活力を生み出し、市民の幸福につながる施策の推進を強く要望しまして、公明党横浜市会議員団を代表しての、私の質問を終ります。

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