2019年9月26日
パートナーシップ制度導入へ

 性的少数者の支援に関しては、我が党が継続的に議会で取り上げてきた重要テーマの一つですが、現在は、全国24都市でパートナーシップ制度の導入が始まっています。

 国連人権理事会決議やオリンピック憲章にも「性的指向による差別の禁止」がうたわれており、いよいよ五輪開催を来年に控え、市も制度導入の大事な時期を迎えていたのではないでしょうか。

 そこで、定例会において、今後の取組について市長に質問した所、性的少数者をはじめ、生き辛さを抱えた方々を一層支援し、多様性を認め合う社会を実現していくためにパートナーシップ宣誓制度について、要綱を制定し、年内の実施を目指すとの答弁がありました。当事者に寄り添った対応と市民や事業所なども巻き込みながら、理解が広がる取組を進めます。

マーチングを応援
 先般、38回の歴史を持つ小学校マーチングバンド発表会の今年度限りでの中止について報告しましたが、改めて本会議でも取り上げました。

 初めに、発表会の教育的効果を確認した所、「表現する喜びや達成感を味わえること」「仲間と心を一つにして目標に向け取り組むことで連帯意識や向上心が育まれること」「他校の発表を鑑賞し、参考にして学べること」との答弁がありました。
 発表会終了については、継続を希望する声がある一方で、負担を感じているという声もあるなど、様々な意見があることや、教職員の働き方改革、子どもたちのバランスのとれた生活の実現、更に発表会を終了しても、協会主催の県大会などへの参加も可能であり、総合的な視点で見直しを行ったことが示されました。
 最後に、教育効果はもとより、横浜の音楽文化を創り上げる基盤ともなる同活動を、市として今後も支援していくべきとの質問に対して、市長からは「横浜の音楽文化を形成する大切な活動の一つであり、子どもたちの一生懸命に取り組む活動が、全ての関係者にとって持続可能なものとなるよう応援していきたい」との答弁がありました。

 横浜の音楽文化、また鶴見区にとっても大切な小学校のマーチングバンドを応援して参ります。

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