2018年1月25日
新成人にエールを

ゲストと大盛況
 新年を迎え、鶴見区賀詞交換会を皮切りに、出初式や各地域・団体による賀詞交換会などが続きました。
 横浜アリーナで開催された日本で最大規模の成人式には約2万4千名の新成人の方が集いました。

 今回はこども青少年・教育委員会の委員長として参加させて頂きましたが、壇上から見る新成人の姿はとても頼もしく映りました。
 ゲストには横浜出身で女優・声優(人気アニメの主人公役)をされている松本梨香さんが登場し、パワフルなメッセージを送って下さいました。
 市の成人式には毎年参加させて頂いておりますが、今回のようにゲストと会場が一体となって盛り上がった式典は初めてです。企画・運営は新成人となった実行委員会を中心に進められたとのことですが、改めて関係者の皆様のご尽力に感謝申し上げます。
 一方、せっかくの門出に水を差す事件が発生し誠に残念ですが、引き続き、被害者に寄り添った対応を求めて参ります。


科学的にいじめ解決
 一昨年、横浜市におけるいじめ問題が全国的にクローズアップされ、議会でも様々な議論がありました。そうした中で「いじめはなぜ起こるのか、どうすれば止められるのか」を科学的視点から考え、研究の成果を使って正しく効果的な対処法を見つけ出すアプローチを進める「子どもの発達科学研究所」(本部・大阪市、研究拠点・浜松市)の取り組みを学ぶ機会がありました。

 昨年、当研究所と米大リーグ・マリナーズの岩隈久志投手らが「科学でいじめのない世界をつくる」ことを目標にいじめ撲滅をめざすプロジェクト「BE A HERO」を立ち上げ、注目されています。
 このHEROとは、@Help(友達を助ける勇気、助けを求める勇気をもつ)AEmpathy(相手の気持ちに共感する)BRespect(相手を自分と同じように大切に扱う)COpen-mind(広い心で、皆を受け入れる)の頭文字から取ったもので、いじめをなくすヒーローになろうとの思いが込められています。

 周りにいる全ての大人が正しい知識、対応を身につけ、いじめ対策のヒーローを育てる環境作りの重要性を訴えて参ります。

Copyright (C)2023 futoshi ozaki All Rights Reserved.