2017年3月23日
政策実現へ予算審査

 横浜市会は明日の本会議をもって、平成29年第1回定例会が閉会となります。今回は平成29年度の横浜市予算についての審査があり、昨日の予算総合審査では、会派を代表して質問に立たせて頂きました。

 地域の皆様から寄せられた様々な課題を解決し、政策を実現するためには、予算確保が必要です。現行の議会制度のもとでは、予算案に賛成か、反対かという行為が、実際に政策を実現したかどうかの判断材料になります。
 政治家や政党の資質が問われている今、議会での発言や行動、さらに広報活動には重大な責任が伴います。最近では、白か黒か、違いや争点を極度に単純化し、激情と対立をあおって人々を分断する政治手法が見受けられますが、市民のみなさんの思いを受け止め、合意形成を実現する「信頼の政治」が大事であると思います。

 今回の総合審査では、3・11から丸6年を迎えたこともあり、防災に関する取組から始まり、中距離電車停車や生見尾踏切の安全対策など、鶴見区の諸課題について取り上げました。詳細は改めてご報告をしたいと思います。(横浜市会のホームページでもご覧いただけます)

核兵器廃絶へ決議
 定例会では「核兵器のない世界の実現を強く求める決議」が、国際・経済・港湾委員会の中で公明党より提案され、明日の本会議で議決される運びとなっています。
 この決議では、世界情勢が大きく変化し、北朝鮮の度重なる愚行も行われる中、平和首長会議の一員であり、ピースメッセンジャー都市でもある横浜市として、核兵器廃絶に対する姿勢を明示。横浜市民から付託を受けた議会の総意として、平和に対する強い意志を表明しています。
 核兵器の廃絶を確かな流れとしていくために、本年3月と6月に開催される核兵器禁止条約の交渉会議に向けて、横浜市民の声を届けるとともに、本年8月に開催される平和首長会議総会を契機に、広島市や長崎市と連携しながら、横浜市内の若い世代への平和教育の推進など、具体的な取り組みについても盛り込んでいます。
 いよいよ、議員任期も折り返し地点となりますが、引き続き市民目線で、地域課題の解決のため、全力で働いて参ります。

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