ハマ弁さらなる充実を
箱根駅伝の応援でスタートした平成29年も、早いもので1カ月が過ぎようとしています。
横浜市会では、2月1日から平成29年第1回定例会が始まります。今回の議会は予算議会と呼ばれ、平成29年度の横浜市予算についても審査をする大切な議会となります。
鶴見区の皆様から頂戴したさまざまな課題の解決のために、責任ある議論を通し、予算を確保し、課題解決につながるよう、臨んで参ります。
さて横浜市の市立中学校では、昨年7月より中学生の昼食を支えるため、横浜型配達弁当「ハマ弁」が随時スタートし、本年1月からは市内全145校で実施されます。
ハマ弁は、平成3年公明党市議団に寄せられた「病気のため、息子のお弁当が用意できない」という声がきっかけに、署名運動ならびに議会質問を積み重ねた結果、実現に至りました。これにより横浜市立中学校においては、ハマ弁と家庭弁当、そして業者弁当のいずれも選択できる環境を整えることが出来ました。
中学生に好評
実際に市内中学校で実施されているハマ弁の様子も視察をさせて頂きました。栄養面が考慮されたメニューはもとより、細かい部分(献立や容器、中敷の工夫など)にも、様々な配慮がなされています。
生徒たちからも、「ご飯が温かくておいしい」、「副菜が少しずつ、たくさんの種類が入っているので、苦手な野菜でも食べやすい」と好評でした。
無償提供制度も
加えて今月からは保護者不在、育児放棄など、昼食の用意が難しい生徒に対して、無償で提供する支援制度も始まります。
昨年からスタートしたハマ弁ですが、まだまだ認知度が低いことや、利用に際してのさらなる工夫の必要性など、様々な課題はあるものの、より良い中学校昼食として定着するよう、充実を目指して参ります。