誠実に政策を実現
平成28年第2回定例会は6月3日に閉会となりましたが、政治の世界を見ると、東京都知事の辞任や、繰り返される議員の不祥事など、まさに今、政党や政治家の資質が問われていると痛感します。特に、政党や政治家には、その評価基準となる政策の実現ということを、有権者の方々に正しく広報していく責任が求められます。
政策や課題を解決していくには、課題の調査研究からはじまり、議会における具体的な要望活動や質疑、さらに関係各所との調整等を通して、予算を確保(予算に賛成)し、事業化するというプロセスが必要です。
ホームドア設置へ
うれしいことに5月20日、JR東日本より鶴見駅京浜東北線のホームドア設置が正式に発表されました。
これまで公明党として、平成21年以降、毎年ホームの安全対策に関する予算要望を重ね、24年3月の予算特別委員会での局別審査(都市整備局)や、26年5月の一般質問でホームドア設置の必要性を訴えて参りました(横浜市HPで議事録をご覧頂けます)。
そして28年3月には、石井国土交通大臣へ、国の予算確保のための緊急要望を実行。JR東日本・行政関係者のご尽力により、神奈川県内初となるホームドア設置が決まったものです。
公明党の国県市のネットワーク力で、目の不自由な少女の「小さな声を形に」することが出来ました。
岸谷プールは存続
さて、横浜市の公共施設は、早い時期に整備されたことから、今後の保全や整備の考え方について、様々検討されて来ました。その中の一つに、区内の岸谷公園プールがあります。
横浜市が昨年10月に公表した内容によれば、今後近接の小学校(生麦小や東台小)で改築などがある場合に、プールを統合することが示されています。現在両校とも改装計画はないことから、岸谷プールは「存続」しますが、一方で「プールが無くなる」という噂が流れているとの苦情が多く寄せられています。
以前にも県立三ツ池公園が無くなる(都市公園法という法律で、都市公園の廃止は認められておりません)という悪質な署名活動あったことを思い出します。改めて政党や政治家には、区民の方々に対して「正しい広報」をしていくことが求められていると思います。