JR鶴見駅ホームドア設置へ
桜の季節も終わり、いよいよGWを迎えます。このGW明けには平成28年第2回定例会が開かれ、常任委員会などの役員改選があり、新たな構成での議会活動がスタートします。
引き続き、市民目線による、分かり易い議論を深めながら、政策の立案と実現を目指して参ります。
急務だった安全対策
JR鶴見駅は、1日あたりの乗降客が約16万人。朝夕のピーク時間帯はホーム上の混雑が激しく、転落による人身事故等が長年危惧されていました。私にも、ホームの安全対策へのご要望が多数寄せられ、現場第一主義の観点から、実際にピーク時間帯も含めたホームの状況を調査。駅の関係者からも安全対策についてヒアリングしました。
さらに平成24年度予算特別委員会(都市整備局審査)、ならびに平成26年第2回定例会での一般質問において、ホームドア設置について取り上げて参りました。特に一般質問では、ホームドア整備の今後の予定と、整備を促進するための考え方について質問。副市長からは、利用者数が10万人以上、または周辺に視覚障害者の方の利用施設のある駅を対象に、事業者からの申請に基づいて、27年度以降順次、支援を行うことや、鉄道事業者に対して、制度の積極的な活用を働きかけ、調整を図りながら事業者の意向を踏まえて予算確保に努め、早期のホームドア整備を目ざすとの答弁がありました。
党内連携し国へ要望
しかし、ホームドア設置は基本的に民間事業者が主体。国・県・市の補助金と連携して推進される事業のため、その予算確保が大きな課題となっていました。
そこで、公明党鶴見支部として、三浦のぶひろ国際局・青年局次長、上田県本部代表(衆議院議員)とともに、国土交通省の石井啓一大臣を訪問し「鶴見駅のホームドア設置に関する要望書」を提出。
その結果、国交省平成28年度予算にJR鶴見駅ホームドア設置予算が計上されたことが明らかになりました。いよいよ設置に向け具体的な動きが始まります。
遡れば、目の不自由な中学生から、通学時のホームの危険性についてご相談を頂いたことが、全ての出発点でした。
引き続き、公明党の国・県・市のネットワークで、小さな声を聴き、その声を形にして参ります。