2016年3月31日
課題解決へ 政策を推進
 平成28年第1回定例会では、新年度予算案が可決され、3月25日に閉会となりました。

 地域の皆様から寄せられた様々な課題を解決し、政策を実現するためには、予算を確保する必要があります。従いまして、現行制度のもとでは、予算案に賛成か反対かという行為が、実際に政策を実現したかどうかの判断材料になると思います。政治家や政党の資質が問われている中、政治家は何を言ったのかではなく、何をやったのかで判断されるべきです。

「ハマ弁」を実現

 今回の平成28年度予算において、これまで長年にわたり公明党横浜市会議員団が要望して参りました、市立中学校における昼食「ハマ弁」のスタートが決まりました。

 家庭から弁当を持参できない中学生のために、栄養バランスのとれた温もりのある昼食をデリバリー方式で提供することになりますが、その実施事業者もJTBグループ企業として、各種大会やスポーツイベント用の弁当を販売している(株)JMCに選定されています。
 また、気になる販売価格については、ごはん+おかず+汁物で390円(税込)となり、インターネット等で注文し、クレジット払いやコンビニ払いができる仕組みが導入されます。
 その上で、今回の「ハマ弁」開始にあたり、保護者や生徒の皆さんが聞きたいこと、確認したいことがあった場合の対応窓口も設けられる予定です。

 なお導入のスケジュールについては、夏休み前に10校程度の中学校で実施し、その結果を踏まえ、夏休み期間を利用して必要な見直しを行い、その後、順次、実施校を増やし、平成29年1月までにはすべての学校で実施されることになります。
 さらに、教育委員会では昼食の用意が困難な生徒への支援についても、ガイドラインの作成に向けた検討を進めており、改めてしっかりとした制度づくりを要望させて頂きました。
 これまで多くの皆様からご要望を頂いて参りました市立中学校における昼食の充実について、「ハマ弁」と言う形で実現することができました。

 引き続き、地域課題の解決のために、誠実で、公正で、責任ある議論を深め合いながら「誰も置き去りにしない」横浜市の未来を築いて参ります。

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