西口環境整備を要望
52日間にわたって行われた平成27年第1回定例会も、いよいよ明日で閉会となります。今回の予算案に盛り込まれた様々な政策を実現するためには、予算の確保が必要です。従いまして、現在の制度では、予算案に賛成か、反対かという行為が、実際に政策を実現したかどうかの判断基準になると思います。
政治家は何を言ったではなく、何をやったかで判断されるべきです。横浜市の未来の為に、明日の議決結果にご注目ください。
今回の予算特別委員会では、資源循環局と財政局に対し、皆様から頂いた諸課題を中心に質問しました。
資源循環局では、鶴見駅西口の喫煙所と公衆トイレの課題について取り上げました。設置から6年以上が経過した喫煙所は、汚れがひどく夜間は照明も暗いことから、ごみなどの放置も常習化。喫煙者の方々も肩身の狭い思いをされているのではないでしょうか。
横浜市は、たばこ税として約245億円(昨年度)の税収があります。喫煙者と非喫煙者の両方の権利を守るべく、市役所内部の連携に加え、たばこ事業者と協調しながら環境整備をしていくように訴えました。
公衆トイレも設置から時間が経過しており、臭いやバリアフリーの観点で区民の方々からも利用しづらいとのご意見を多数頂いております。鶴見線の耐震工事も予定されていることから、様々なチャンスを活かしてトイレ改修の検討を要望しました。喫煙所ならびに公衆トイレは区民の皆様にも身近な問題です。
今後も関係部署との調整や合意形成を図っていきます。
税の仕組み 広報を
さて、鶴見区へ転入して来られた方々より、横浜市は税金が高いとのお問い合わせを頂くことがあります。
そこで改めて、市税の仕組みを確認しましたが、市民税は、横浜市で特別に徴収しているみどり税(年間900円)を除けば、同じ給与・扶養家族という条件であれば、どこに住んでいても、同じ税額とのことです。
個人市民税は収入のあった翌年度に課税されるため、収入が少なくなって負担感が増したり、収入が増えた年に市外から横浜市内に転入したときに高いと感じることがあるのかもしれません。このような財政に関することも、分かり易い広報が必要だと思います。
引き続き、課題解決のため尽力して参ります。