障がい者スポーツ普及を
先日、パシフィコ横浜において、障がい者福祉に関するハード・ソフトの取り組みを紹介する展示会「ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド
2014」が開催されました。初めて参加しましたが、車いすや日常生活の機器、介助犬や障がい者スポーツの紹介等、幅広い展示で勉強になりました。
障がい者スポーツについては、平成
26年第2回定例会の一般質問でも取り上げさせて頂きました。2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴い、障がい者スポーツの推進も大事なテーマと考えます。そこで、横浜市における障がい者スポーツ推進の考え方を質問しました。
横浜市では、横浜ラポールを中心として障がい者スポーツの推進に取り組んでおり、スポーツセンターや地区センターなど身近な場所を活用したスポーツ指導や活動団体の育成なども支援することで、地域で障害のある方々がスポーツに親しめる環境づくりを進めていることが確認できました。
また今回の展示会では「ボッチャ」という障がい者スポーツが紹介されていました。ボッチャとは、イタリア語でボールを意味しており、重度の脳性まひや四肢に障がいのある方たちのためのスポーツとして考案され、的に向けてどれだけ多くのボールを近づけられるかを競う競技です。
私も以前、横浜ラポールでボッチャの体験をさせて頂きましたが、パラリンピックの正式種目でもあり、現在では障がい者だけでなく子どもから高齢者まで、幅広く楽しめる競技として親しまれているようです。
認知度に課題
しかし、まだその知名度は低く、特に障がいのある方々も知らないという現状があることから、地域への普及に関する取り組みについて質問しました。
市からは
「(1)障がいのある方々が取り組めるよう工夫された競技種目は、ボッチャ以外にも数多く用意されている
(2)普及させるため、まずはより多くの方々に障がい者スポーツの魅力を知ってもらうことが重要
(3)横浜ラポールによる地域支援を進める中で、体験会の開催や地域団体との連携強化など、身近な地域で障がい者スポーツ普及に努めていく」 との答弁がありました。
オリンピック・パラリンピック東京大会に向けて、横浜から障がい者スポーツの普及や振興に取り組んで参りたいと思います。