2014年 1月1日
LEDで防災・減災へ
 新たな年のスタートとなる平成26年の新春を迎えました。横浜市会では、平成25年第4回定例会が12月17日に閉幕し、これまで要望を重ねてきた様々な事業が前進しました。

LED防犯灯設置の推進
 横浜市は、市内の防犯灯を蛍光管からLEDに取り換える事業を推進しています。LEDは蛍光管に比べ消費電力が少なく、寿命も10年以上と長持ちします。電気料金を市が負担することで、自治会・町内会の負担も大幅に軽減できます。
 これまでも会派として継続的にLED防犯灯設置の要望をしておりました。私自身も平成25 年第3回定例会における市民局の決算特別委員会で、10年計画のLED防犯灯更新事業が、5年経過時点で約2割しか進んでいない状況を指摘。副市長に直接、本腰を入れるべきとの要望をさせて頂いたところでした。

 今回の補正予算において、省エネルギーによりコスト削減を図るESCO事業を活用し、来年度中に残りの8割をLED灯に取り換えることになりました。市が10年にわたり分割してサービス料を支出することで予算執行の平準化が図れます。これまでLED防犯灯設置の調整にご苦労を頂いておりました自治会・町内会長や地域の皆様にも喜んで頂けると思います。

路面下空洞調査を実施
 公明党が提唱してきた防災・減災ニューディール政策の具体的な取り組みの一つとして提案し、実現した路面下空洞調査が横浜市内で実施されました。
 中越地震や東日本大震災など大地震が発生した際、道路が陥没をするという現象が散見されました。これは地中の土砂が地震により液状化したり、破損した下水管等に流れ出すことで、地中に空洞が生じ、道路が陥没するものです。

 私共は、この路面下の空洞を事前に調査し、補修工事をすることで、大きな道路陥没といった事故を未然に防ぐ取り組みについて、林市長に直接提案するとともに、議会でもその必要性を訴え続けてきました。今後、その調査結果をもとに、様々な防災・減災対策が推進されることになります。

 本年も地域における様々な課題解決に向かって、耳触りの良い、無責任な発言ではなく、議論を通じて合意形成をはかり、具体的な政策の実現を目指して参りたいと決意しております。

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