敬老パス
2021年8月17日

敬老特別乗車証交付事業(敬老パス)は、高齢者の社会参加を支援するため、70才以上の希望される方に交付されています。 所得により利用者の負担額は変動しますが、利用者と事業者、さらに市費により運営されている事業です。
令和元年度ベースでの市費負担額は101億円で、利用者負担額は約20億円となっています。
敬老パスのあり方検討会からは、持続可能な制度に向けて、利用者への相応の負担を求めるべきとの答申が出ています。
利用者の「自己負担ゼロ」を実現するには、現在の市費負担に加えて、20億円以上の追加財源が必要となりますが、世代間における公平性の確保も求められており、簡単に実現できる公約とは思えません。

Copyright (C)2023 futoshi ozaki All Rights Reserved.