水管橋
2021年4月7日

昭和29年に川崎市が設置し鶴見川にかかっていた水管橋は、長い間、地域の方々にも利用されていましたが、新たな水道管が地下に整備されたことで役割を終え、老朽化や耐震基準などの課題から、平成28年11月から平成29年6月にかけて、川崎市の費用で撤去工事が実施されました。しかしながら、防災面における避難経路の確保などの必要性から、公明党鶴見支部として平成27年1月15日に、新たな人道橋設置に関する要望書を提出していたところ、本年3月、国土強靭化メニューとして事業化が決まりました。
思い返せば、統一地方選挙(平成27年4月)の直前に、ある国会議員が水管橋の現場を訪れ、水管橋の存続について「鶴見川は一級河川なので、国の仕事である。国会で取り上げる」と地域住民に”虚偽”の発言をしたことが忘れられません。
水管橋の存続は、国ではなく関係する自治体が取り決める問題であり、その国会議員が国会で取り上げた証拠(議事録)も見当たらず、横浜市への働きかけなども行われていませんでした。
政治家や政党の発言責任やモラルが問われる重大な問題です。

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