鶴見事故50年慰霊祭
2013年11月9日

1963年11月9日に、鶴見区内で発生した戦後最大級の脱線事故から50年が経過した本日、その事故により犠牲者となったご遺族の主催により、「竹あかり」とビオラ演奏による慰霊祭が執り行われました。

当時、夜9時52分頃、はじめに貨物電車が脱線転覆。
そこに横須賀線(上り線)が激突。
その激突した上り列車が停車していた横須賀線(下り線)に乗り上げるという3重の衝突事故が発生しました。
それにより運転手1名を含む、161名の尊い生命が犠牲となりました。国鉄(現在のJR)も、その事故をきっかけとして、鉄道の安全というものを見直し、その対策が急速に推進されたとのことです。
尊い犠牲の上に、現在の鉄道の安全が確保されるようになったことを、私たち一人一人が忘れてはならないと思うと同時に、この鶴見事故というものを、風化させることなく、語り継いでいく必要性を改めて痛感した次第です。

現在、JR東日本横浜支社のロビーには、この鶴見事故のジオラマが展示されており、訪れた方々へ、様々な教訓を与えて下さっています。

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